伝統楽器の演奏が終わると、両國の青少年は、次々と、ピアノ、バイオリン、クラリネット、バスーンなどで長年積んだ腕前を披露した。
日本人高校生がバスーンを演奏
ボーカルのコーナーでは、日本の高校3年生の唐沢萌香さん、斎藤舞さんが、中國語で中國の民謡『茉莉花(ジャスミン)』を披露した。完璧に近い発音、メロディに相応した感情投入が、熱烈な拍手を博した。もしかしたら第2外國語として勉強したことがあるかと思って聞いてみると、今回の公演のために中國語を學習したという。始めは中國語の発音を片仮名で書いてもらって練習した。そして中國人に直してもらったり、歌詞の意味を説明してもらったりし、準備してきた。時間はあまりかかっていないそうだ。音楽という共通の言葉があればこそ、言語の壁も簡単に乗り越えることができる。
歌:『春江花月夜』
歌:『茉莉花』