5千年前の黃土高原に建てられた、數(shù)百人を収容して會議が開けるような、単體面積が300平方メートルを超える巨大建築を考古學(xué)者が陝西省で発見した。すでに発見されている同時(shí)期の単體建物の中では最大のもの。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が24日伝えた。
陝西省考古研究院の張鵬程氏によると、同省の白水河流域には多くの仰韶(ぎょうしょう)文化の遺跡が分布している。特に下河遺跡では今から約5千年前の大型建築物が2棟発見されており、うちひとつは殘存する部分だけで建築面積263.4平方メートル、使用面積217平方メートルにもなる。
張氏によれば、今回発見された建物は最大支柱間距離21メートル、復(fù)元後の建築面積は364.85メートル、使用面積304.5メートルになり、同時(shí)期の単體建物としては最大のものだという。
この巨大建築を完成させるため、次の2つの工夫が凝らされているという。ひとつは、建物の中心に直徑40センチの4本の柱を建て屋根の重さを支えること。次に、二重壁を隙間なく重ね合わせる構(gòu)造、特に內(nèi)側(cè)の壁には柱を入れた巧妙な設(shè)計(jì)がしてあり、これによって屋根の一部の重さを支えるだけでなく、建物全體を安定させる重要な役割を果たしている。(編集KA)
「人民網(wǎng)日本語版」2011年1月25日