私も、ときどき仕事のお付き合いで、若者たちとの打ち上げなどでは、いつも日本料理に舌つづみを打っている。若者たちはGPSなどでサッと適當な店をさがすコツを知っているので、私もその恩恵をこうむっている。
しかし、厳格に言えば、ほとんどのお店は日本でいう居酒屋スタイルのものなので、五つ星ホテルの高級日本料理店のようなムードではないが、これは文化、生活習慣とも関連がある。ただ、ありがたいことに中國は土地が広いせいか、日本の居酒屋のような雰囲気ではなく、結構ゴージャスなお店もある。
中國もマクドナルドやケンタッキーで育った世代がどんどん増えているので、中國料理そのものも時代とともに変わりつつあるようだ。
今回の東日本大地震で、日本の料理は大丈夫かと懸念する人もいるが、中國のメディアも、國連や日本側の公表データーを流して、國民に心配ご無用ということをくり返し伝えているので、風評被害らしきものはまだ見かけない。