澳門中聯科學技術中學の児童達に素焼陶器について講義している甘志友さん(右1)
2011年3月21日~4月10日、ユネスコに「民間の工蕓美術家」の稱號を授與された伏里の素焼陶器後継者の甘志友さんとその素焼陶器蕓術は、澳門(マカオ)特別行政區文化局と山東省文化庁のアレンジで、澳門の著名な世界遺産の盧家大屋で3週間にわたる山東?澳門文化交流活動に參加した。甘志友さんは交流活動の中で伏里の素焼陶器の5000余年の深い文化?歴史的蓄積と獨特な民間蕓術の風格を十分に展示し、大勢の澳門の市民を引きつけたばかりか、また澳門のハイレベルの學界および澳門へ観光に來た數多くの外國人を感動させた。
今回の交流活動の中で、甘志友さんは漢(前206-220)、南北朝(420-589)、宋(960-1279)、清(1616-1911)の各時代と近代の貴重な素焼陶器の型具、代表的な陶器76件、およびこの蕓術について述べている書籍2セットを展示し、古い伏里の素焼陶器蕓術の歴史的発展の軌跡と近代における発展ぶりをかなり詳しく示した。澳門の専門家?學者、社會各界の人々、および數多くの外國人観光客はすべて伏里の素焼陶器に濃厚な興味を示し、こうした陶器が1つの村で5000余年も伝えられてきたことに驚き、この蕓術ジャンルが中華民族の5000年の文明のそれぞれの段階を反映していることを稱賛し、中華文化の長い歴史に対し心から敬服の意を示した。