西昌衛星発射センターで21日午前0時13分、通信衛星「中星10號」を搭載したロケット「長征3號乙」の打ち上げが成功した。人民網が21日に伝えた。
「中星10號」は中國衛星通信集団有限公司が運営?管理する10基目の衛星であり、中國空間技術研究院が中國獨自開発の衛星「東方紅4號」をプラットフォームとして開発したもの。打ち上げ計畫は2008年に始動し、約3年間を経て今回の打ち上げとなった。
中國衛星通信集団有限公司の卓超?総経理は、「『中星10號』は『中星5B』に代わり、中國及びアジア太平洋地區向けにラジオ?テレビ、データ転送、ブロードバンド?マルチメディアなどの業務を行っていく。『中星10號』の各性能は『中星5B』を上回っており、大容量、広範囲、強出力、高信頼性、長壽命などの特徴を持ち、國の情報転送の安全確保にとって重大な政治的意義を持つ」と述べる。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年6月21日