寫真:1992年2月11日、北京で撮影。
王大コウ氏は光學の専門家で中國科學院と中國工程院の院士。中國の現代光學技術および光學プロジェクトのパイオニアにして礎を築いた1人だ。原籍は江蘇省呉県で、1915年に日本の東京で生まれ、1936年に清華大學を卒業した。
王氏は長春光學精密機械研究所創設の中心となり、初代所長に就任。中國初の光學ガラス、中國初の電子顕微鏡、中國初のレーザー機器の開発を指導した。「863計畫」と中國工程院の提唱者の1人で「全國労働模範稱號」、「國家科學技術進歩特等賞」、「何梁何利基金優秀賞」、そして1999年には原子爆弾、弾道ミサイル、人工衛星の開発事業「両弾一星」への功績を稱えられ「両弾一星功勲章」を授與された。
王氏は7月21日午後1時2分に北京で逝去した。享年96歳。(編集NA)
※王大コウ氏の「コウ」は王へんに「行」。
「人民網日本語版」2011年7月22日