顆粒物の42％は炭素であり、ダーン氏はこれらの炭素を圧縮し黒い寶石を作れるのではないかと思いついた。浄化した1000立方メートルの空気で「ダイヤモンド」が1つ作れるという。

ダーン氏は最初の「寶石」の製作過程をKickstarterで公開した。彼のプロジェクトは世界各地から注目され、twitterでも転載され、空気清浄タワーを知る人も増えた。

ダーン氏と彼のチームは現在、どのようにこの空気清浄タワーに太陽エネルギーを採用し、本當のエコを実現させるかを研究している。

ダーン氏は、「多くの人が汚染を作るのではなく、改善に盡くすことを望んでいる。汚染物を利用してアクセサリーを作ることで、注意を呼びかけることができる」と話す。

指輪を1つ買えば、1000立法メートルのきれいな空気を都市に貢獻したことになる。この発明は業界內で広く注目されているが、疑問視する聲もある。ある業界関係者は、「これは素晴らしい発明に思えるが、本當に効果があるかは論議する必要がある」とした。