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中國初の商業宇宙発射場が完成

中國網日本語版  |  2024-06-17

中國初の商業宇宙発射場が完成。

タグ:商業宇宙発射場

発信時間:2024-06-17 14:27:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

露タス通信は11日、「中國メディアの報道によると、海南省東部の文昌市にある國際商業宇宙発射場がほぼ竣工した」と伝えた。

報道によると、同発射場の2號作業スペースが6日、正式に竣工した。中國は近いうちにそこから「長征12號」ロケットを打ち上げる予定だ。「長征8號」の打ち上げに用いられる1號作業スペースは昨年12月に竣工。これにより新発射場の建設活動がほぼ完了した。情報によると、これは中國初の商業宇宙発射場だ。中國航天科技集団有限公司、中國航天科工集団有限公司、中國衛星網絡集団有限公司が同発射場プロジェクトの実施に參加。

この商業宇宙発射場の他にも、文昌市には海南文昌航天発射場という國家宇宙発射場がある。同発射場は2009年に正式に著工され、2016年に使用開始された時には中國4カ所目の宇宙発射場の一つになった。中國最高(60メートル以上)の國産ロケットの一つである「長征7號甲」を打ち上げられる。海南省での打ち上げに適したその他の中國新世代ロケットには、他にも「長征8號」と「長征5號」がある。後者は最も重い中國國産ロケットで、離陸質量は859-879トン。

またシンガポール華字紙「聯合早報」(電子版)は10日、次のように伝えた。

中國航天科技集団が9日に微信公式アカウントで発表した情報によると、海南商業航天発射場2號作業スペースの竣工が6日、発表された。昨年末に竣工した1號作業スペースを加えると2ヶ所の作業スペースが完成。ロケット打ち上げ任務を遂行する能力を初歩的につけた。中國航天科技集団が開発する「長征8號改」と「長征12號」が年內に、この2ヶ所の作業スペースから初めて打ち上げられる。

2號作業スペースは2022年10月30日に著工。「長征」「快舟」「捷竜」などの十數種のロケット打ち上げの需要を満たせる。

「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年6月17日

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