イギリスのメイプルクロフト社は、世界171の國に対して分析を行い、今年度の気候変動に対する脆弱性指標(CCVI)を発表した。中國は49位で、気候変動への対応能力は今までで一番低かった。
イギリス?ロイター通信社が19日に報道したところによると、CCVIは國の経済や人口、インフラ、生態など6つの要素を考慮して評価したもので、メイプルクロフト社はこれらの指標をもとに、各國の管理やコントロール、溫室効果を下げることで社會にもたらされる影響を分析し、最終的にランキングを出している。順位が高ければ高いほどリスクが大きく、今年はバングラデシュとインドがトップだった。これは気候変動への対応能力が低いことを意味する。最も対応能力が高かったのはノルウェーで、そのあとにはフィンランド、アイスランド、デンマークなどの國が続いた。
中國は49位で「高リスク」國家に屬する。メイプルクロフト社の以前のデータによると、2008年の中國は80位、2009年は109位で、今年初めて50位內の「高リスク」國家になった。ランクの低かった日本も今年は78位に上昇し、「高リスク」のレッテルを貼られている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2010年10月20日