風力発電技術の革新力不足により中國の業界は伸び悩んでいたが、「中國風力発電発展報告2010」でいい知らせが報告された。2000年頃まで國內メーカーの知名度は國內市場で非常に低く、市場シェアは10%以下だったが、2005年に100萬キロワット級の風力発電基地計畫が始まってから自主ブランドが力をつけてきた。2005年まで世界上位15社に入る中國の風力発電企業は1社しかなかったが、2009年には3社が上位10社に、5社が上位15社に名を連ねるまでになった。大連華鋭、新疆金風、東方タービンはいまや世界に名立たる風力発電メーカーとして知られる。科技日報が17日付けで伝えた。
昨年中國市場に導入された風力発電設備容量の上位10社は國內メーカー6社、國外メーカー4社。新規設備容量と累計設備容量でみると、國內メーカーのシェアはそれぞれ74.1%と73.8%、國外メーカーのシェアは10.8%と11.4%だった。
國內の上位10社はいずれも獨自の開発チームを擁し、完成品を製造する能力をもつ。生産許可証の購入が中心だった局面も徐々に変化し、國內メーカーが獨自の技術を獲得する主な手段として委託設計、共同設計、自主設計が行われている。
「人民網日本語版」2010年10月18日