北京展覧館では先月の24日から27日にかけて、中國の商務(wù)部、発展改革委員會(huì)、科學(xué)技術(shù)部など12部門による「2010年中國エコ産業(yè)とエコ経済のハイテク國際博覧會(huì)(エコ博覧會(huì))」が開催された。このエコ博覧會(huì)には多くの日系企業(yè)も參加し、エコ分野の最新技術(shù)や製品を展示して、中國のエコ市場への積極的なアピールが見て取れた。チャイナネットはその中でも代表的な企業(yè)である三菱重工に、低炭素技術(shù)やエコ分野、望ましい政府の優(yōu)遇政策などについて話を聞いた。
Q:今回のエコ博覧會(huì)では中國市場に合わせでどんな製品や技術(shù)を展示したのでしょうか。
A:世界で最も効率の高い石炭ガス化複合発電システム(IGCC)を展示しました。このシステムは石炭をガス化し、ガスタービンコンバインドサイクル発電(GTCC)と組み合わせることで、従來の石炭焚き火力に比べて、二酸化炭素の排出を10%から15%削減することができます。2007年に三菱重工は250MWレベルのIGCCモデル発電所を建設(shè)しました。またオーストリアの企業(yè)と共同で、世界初のIGCC+CCS(「石炭ガス化複合発電」+「二酸化炭素回収貯留」)のプロジェクトの開発を決め、昨年の6月に事業(yè)化調(diào)査をスタートしました。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2010年12月14日