CRI?中國國際放送局主催のインターネット?ライブ番組、『第六回中日インターネット対話』が8日夜に開かれ、「自然災害 中日両國はどう立ち向かう?」というテーマをめぐって、中日雙方のパネラーが自然災害における中日協力の今後を語り合った。
対話には日本の國際協力機構(JICA)中國事務所の古賀重成(こが?しげなり)所長と清華大學都市計畫設計研究院公共安全研究所の顧林生(こ?りんせい)所長がゲストとして參加し、それに四川大地震後の被災地で取材したCRI日本語部の姜平記者、番組進行役の王小燕アナウンサーを加えた計4人が、「四川大地震の対応に見る中國の今」、「國際援助をどう受け止めるか」、「自然災害、中日協力のあり方」の3つのポイントについて意見を交換した。
四川の被災地で現在復興支援をしている顧さんは、「地震大國日本の経験が大いに參考になっている」と語った。顧さんは日本での留學経験を持ち、地震後の早い段階から積極的に日本の神戸市の地震復興資料などを翻訳して、中國に紹介する活動を行っていた。
これに対し、古賀さんは「地震発生後の救助だけでなく、災害発生前に防災に取り組むことをもっと強調する必要がある」と述べ、JICAの今後の活動では、中國の研修生を受け入れるといった方法を通じて、防災に関するノウハウを中國に広めたいと語った。
中日両國の自然災害における協力を進めることは、今年5月に胡錦濤國家主席が訪日した際に強調した「戦略的互恵関係」の一環でもある。
「中國國際放送局 日本語部」より2008年7月9日 |