東北アジア経済フォーラムが主催した?第3期若いリーダーの地域協力や発展に関するトレーニングと研究プロジェクト?が14日、天津市の南開大學で開催された。東北アジア諸國や米國の優れた若い學者が參加し、世界各國の政治界や學界、ビジネス界のエリート、地域の指導者と直接対話を行うことになっている。
元イーストウエストセンター主席で、東北アジア経済フォーラムの趙利済議長は、あいさつの中で以下のように述べた。?世界の経済情勢の変化に伴い、世界各國は地域の経済一體化について、熱論を闘わせ実施している。東北アジアは人口が多く地域も広い。そのため各國は、資源や産業構造の面でお互いに補うことができ、地域の経済一體化を推し進める優位性に恵まれている。しかし東北アジア諸國の経済體制や政治制度、法律基礎、思想などの違いにより、貿易の垣根が存在している。今回のプロジェクトに參加した専門家たちは、この課題を討論し、東北アジア地域の経済一體化の発展を推し進めるよう希望する?
本部をハワイに置く東北アジア経済フォーラムは、東北アジア地域の経済協力や発展を目指して1991年に発足した國際的なNGOだ。ここ數年は人口やエネルギー、交通物流、金融、環境、教育など、多くの分野で突っ込んだ討論を繰り広げており、中國や韓國、日本、モンゴル、ロシアなどの學者の學術研究を、長期にわたって援助している。
?2006年からは、?若いリーダーの地域協力や発展に関するトレーニングと研究プロジェクト?をスタートし、東北アジア地域の発展のために次世代の學術エリートを育成し、必要な人材備蓄を提供することを目指している。
?チャイナネット?2008年10月15日 |