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中國は日本の景気後退から何を學ぶのか |
発信時間: 2009-02-26 | チャイナネット |
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世界的な金融危機のなかで、日本はまだ厳しい狀況から抜け出せないでいる。2008年第4四半期の輸出は過去最大の下げ幅を記録し、國內総生産(GDP)の大幅な落ち込みにつながった。日本政府のある閣僚は日本経済の現狀について「戦後最大の経済危機だ」と述べた。中日2國間の経済における相互依存関係は緊密さを増しているが、中國は今回の日本の景気後退から、どのような教訓を得られるのだろうか。
日本の內閣府が16日に発表したデータによると、2008年第4四半期の実質GDPは年率換算で12.7%減と、35年ぶりの大幅な落ち込みを記録。また、同期の実質GDP內訳では、輸出が13.9%減、企業設備投資が5.3%減、個人消費が0.4%減となった。こうした急落により、2008年通年の実質GDPは前年比0.7%減と、1999年以來9年ぶりにマイナス成長に転じたという。
共同通信社の分析によると、日本経済が金融危機の震源地よりも大幅なマイナス成長を記録した原因は、主に解決不能となっているその構造的な矛盾にあるという。この矛盾とは、経済構造が長期にわたり輸出に依存し、內需主導型経済への転換が遅々として進まない狀況を指している。
日本経済は歐米市場に過度に依存しているため、金融危機発生後間もなく、大きな痛手を受けることになった。統計によるとアジア製品の60%が最終的に歐米市場で販売されており、金融危機により歐米市場における日本のハイエンド製品に対する需要が大幅に落ち込んだことから、日本の輸出が急激に減少する結果となった。 |
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