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中國の専門家が見る“決戦”中の日本の政界
発信時間: 2009-07-14 | チャイナネット

日本の衆(zhòng)議院議員選挙の“前哨戦”と見なされていた東京都議會議員選挙は12日、投票が行われた。當日夜の得票數(shù)の集計結(jié)果は、民主黨の議席が大幅に増え、自民黨が44年ぶりに再び東京都議會の第1黨の地位を失うことになった。

 

與黨自民黨の獲得議席數(shù)は全127議席中37議席で、選挙前の48議席を大幅に下回った。最大野黨の民主黨は選挙前の34議席を大幅に上回る54議席を獲得し、都議會第1黨となった。自民黨と連立與黨を組む公明黨は候補者23人全員が當選したものの、與黨側(cè)の議席総數(shù)は過半數(shù)の64議席に達しなかった。

 

今年に入り、民主黨は名古屋?埼玉?千葉市長選、そして靜岡県知事選という重要な地方選ですでに4連勝している。

 

中國現(xiàn)代國際関係研究院日本研究所の楊伯江所長はこの結(jié)果を次のように見ている。

 

今回の東京都議選はまもなく行われるはずの衆(zhòng)院選の風向計もしくは前哨戦としての役割を果たしている。與野黨の雙方にいずれも不確定な要素が存在しているため、現(xiàn)段階で次の衆(zhòng)院選後に起こりうる結(jié)果を正確に予測するのは難しい。昨年9月以降、自民黨の支持率はジェット?コースター並みに、今年2月には谷底、3月にはやや上昇し、5月にはまたもう一回下降するといった調(diào)子だった。

 

民主黨は今回の都議選には圧勝したものの、必ずしも衆(zhòng)院選の道も順風満帆だとは言えない。第1に、政治獻金に関するスキャンダルが民主黨のイメージにマイナス影響を及ぼした。第2に、民主黨には執(zhí)政経験がほとんどないことで、基本的な統(tǒng)一した政治の枠組みに欠けている。現(xiàn)在の民主黨は大皿の前菜のように數(shù)多くの小さな黨派メンバーで構(gòu)成されている。これらの黨派の共通點はアンチ自民黨ではあるものの、それ以外の政治理念の面では共通認識に達していない。第3に、ともに政治家の家系の出身である鳩山由紀夫氏と麻生太郎首相はその背景が非常に似ており、鳩山由紀夫氏の祖父、故?鳩山一郎氏と麻生太郎首相の祖父(母方)、故?吉田茂氏はいずれも日本首相に就任したことがある。

 

北京大學國際関係學院の梁雲(yún)祥助教授は『財経』誌の特別取材に対して、「日本の地方議會選挙は総選挙の試演として、日本の有権者の政黨に対する支持傾向を見て取ることができる。今回、自民黨が地方選挙で連敗となったため、民主黨に取って代わられる可能性が極めて大きくなった」と語った。

「北京週報日本語版」より2009年7月14日

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