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京劇?武術?気功で活躍する日本在住の張紹成さん
発信時間: 2009-08-07 | チャイナネット

 張:そういった努力の末、京劇劇団「中國京劇院」に入ったのですね。

 張紹成:努力をしたのはもちろんのこと、運も良かったのだと思います。おかげで、中國京劇院で有名な諸先輩たちとともに、さまざまな演目に挑戦することができました。

 張:ところで、張さんは京劇のほかにも武術を行っているそうですね。

 張紹成:祖父が有名な武術家だったので、子どもの頃からよく指導を受けていました。京劇を學んでいる間も、家に帰るたびに習っていたほどです。以前は武術の腕を買われて、カンフー映畫に主演したこともあるんですよ。ある日、映畫の製作部から電話がかかってきて、映畫に出てもらえないかという相談があったのです。中國京劇院でもいろんな俳優が候補にあがったそうですが、武術の心得がある人間がいなかったらしいのです。その映畫は評判もよく、今でもテレビでときどき再放送されているようです。

 張:それほど活躍していながら、どうして日本に來日したのですか。

 張紹成:80年代に公演で2回來日して、『孫悟空』や『白蛇伝』などを演じたのですが、そのときの観客の反応に手応えを感じました。終演後のカーテンコールは実にあたたかいものでした。また、『龍王』という演目では、歌舞伎俳優の市川猿之助さんなどとの共演機會もあり、日本文化にも関心を持つことができました。そうして、しだいに日本という新しい舞臺で京劇に挑戦してみたいと思うようになったのです。

 張:日本についてはどんな印象を持っていましたか。

 張紹成:來日してみるまでは、映畫やドラマの印象くらいしかありませんでした。実際に日本人の方たちに接してみると、その禮儀正しさにとても感心させられました。

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