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■民主黨の対中外交は好スタート

過去30年以上にわたり中國と外交を展開し続けてきた自民黨は、早くに自らの特徴、風(fēng)格と慣性を形成しており、中日間で前後して締結(jié)した4つの政治文書は、いずれも自民黨政権と中國政府との間で署名、または確約した法律文書である。それに比較して、設(shè)立して13年の歴史しかなく、中國に対して政黨としての外交ルートしかなかった民主黨は、対中外交の経験においても、日中交流の蓄積においても自民黨に多少劣る。9月の政権樹立後、民主黨は「長城計畫」を基礎(chǔ)にした政黨間交流をできるだけ速く國を代表する政府間外交に昇格させるため、対中関係の推進(jìn)に真っ先に取り掛かった。

もちろん、民主黨幹部は政権樹立前にすでに何度も対中関係を積極的に発展させる考えを示していた。しかし同黨が選挙中に示した、日米関係を調(diào)整することで「緊密で対等」な狀態(tài)へと発展させ、さらに「自主的な外交上の発言権」を目指すという日本外交の方向を改めるとの確約と、その一方で、対隣國外交を調(diào)整し、発展する中國との関係を重視して、さらにアジアに再回帰する目標(biāo)などを?qū)g現(xiàn)するという一連の主張は、日本が新しいタイプの大國関係を構(gòu)築するための全體的な調(diào)整であり、その結(jié)果、民主黨連立政権の主導(dǎo)の下での中日関係に大きな期待と関心が寄せられることになった。

中國側(cè)の判斷によれば、両國政府の外交面の「擦り合わせ」は「好スタートを切った」。新たな外交ライバルに対し、中國政府は善隣友好を発展させる一貫した立場を堅持し、中日両國が引き続き「連略的互恵」の関係という枠組みに実質(zhì)的な內(nèi)容を添える努力をする中で、國家関係の安定と発展を促進(jìn)していくよう期待している。同時に、今日までの民主黨との政黨間の交流関係を政府間の外交関係に積極的に転換させていく。民主黨側(cè)も相応の外交努力をしており、新任の岡田克也外相は二國間、多角的な様々な場を利用して中國側(cè)と接觸し、新政権と中國との外交関係を「擦り合わせる」努力をしている。

鳩山首相は10月10日、北京で開かれた中日韓3カ國首脳會談に參加のため中國を訪問。これは「10＋3」の枠組み外で開かれた2回目の會談であり、発表された「中日韓協(xié)力十周年に関する共同聲明」と「中日韓の持続可能な発展に関する共同聲明」は、中日というこの重要な二國間関係を含む東アジア地域の協(xié)力が健全、安定した方向へと急速に発展しつつあることを象徴している。

3カ國間の政治上の共通認(rèn)識として、「中日韓協(xié)力十周年共同聲明」は「3カ國は開放、透明、包容の原則を基礎(chǔ)に、東アジア共同體を建設(shè)するという長期目標(biāo)に力を盡くし、地域協(xié)力に力を盡くし、地域?國際問題での意思疎通と協(xié)調(diào)が日増しに強化されるようにする」と宣言している。