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「木蘭詩篇」の主役于爽さんが語る日本公演
発信時間: 2010-01-02 | チャイナネット

部隊の生活を愛し、兵営の兵士が大好き

スタイルのいい于爽さんは16歳の頃から聲楽を學び、2001年から國內外の數々のコンクールでグランプリに輝いた。得がたいテノール歌手なので多くの中國のオペラで男性の主役を演じると同時に、毎年、人民解放軍の舊正月を祝う全國向けテレビ局中継コンサートで司會者をつとめ、総政治部歌舞団の幹部クラスの俳優だ。

オペラ以外の趣味に觸れると、于爽さんは、當初は美術學院で油絵を専門にしたかったが、先生から歌を歌う道を歩めばさらに大成するかもしれないと勧められたので、歌手になった。今でも少年時代に描いた絵を保存しており、時には書をもしたためたり、馬術のウマにまたがって行進することにも憧れていた。一番やりたいことは何かとたずねられたら、軍人の使命は命令に服従することだと即座に答えた。

軍人のアーティストとして、于爽さんは軍人特有の自律性と規律性をちゃんと守っている。主役でも脇役でも、劇場での公演でも、中隊などへの慰問公演でも、いつも胸いっぱい熱意をこめて任務をまっとうした。毎年百回の慰問公演について、兵士に奉仕することは、私たちにとって最高の使命だと誇らしげに語った。「國境の詰め所の哨兵たちに対する慰問公演のため、私たちは中國の最も高い山を越えたり、最も遠い島に行ったり、最も貧しいところに行ったりしている。質素な兵士、苦しい生活環境、崇高な獻身的精神、これらの兵士との觸れ合いのたびに自分の心が清められるようになり、人生に対する見方がさらに深まるのだった。ある時、一人の兵士のために、私たち一行は10いくつもの出し物を用意し、山を越えたり川を渡ったりしている。兵士たちが部隊からの思いやりを感じてくれることに、私たちには最大の満足を感じる。これこそ一般の歌手の経験できないことで、私たちが自慢とするところだと言えよう。私は心から兵士が好きで、真心を込めて最もすばらしい出し物を捧げたい」と話してくれた。

 

世界的なヒノキ舞臺に中國のオペラを

公演で成功を収め、拍手と花束を手にするたびに、于爽さんはいつも反省している。ここのしぐさ、あの時の歌い方、もう少し工夫をしたら、観客たちは気がつかないかもしれないが、自分ははっきりそれを意識しなければならない。これはアーティストとしてなすべきことだ。

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