昨年、商務(wù)部主導(dǎo)で制作された「メイド?イン?チャイナ」のPR映像がCNNで放送されたのに続き、今度は國務(wù)院新聞弁公室が國家のイメージアップをはかる短編映像を制作し、10月1日の國慶節(jié)前後にCNNやBBCなどの海外テレビ局で放送されることになった。中國の著名人50人が出演し、「中國人」の視點から中國のイメージを語るという。このような方法で國家イメージを宣伝するのは、中國としてはまったく新しい試み。國內(nèi)外のメディアは、中國は「國家PR」の時代に入ったとの見方を示している。

世界の一部の國、とりわけ中國の隣國の日本と韓國は、以前から「國家PR」を重視し、國家イメージの宣伝に力を入れてきた。総合的な國力が日に日に高まっていくなか、両國は歐米の経験を參考にし、自國の國情も結(jié)びつけ、國家イメージづくりとその宣伝活動を効果的に繰り広げた。

＜第一手＞　官民一體の宣伝

日韓両國の國家イメージの宣伝方式はすでにほぼ完全に確立されている。全體的にいえば、両國の「國家PR」戦略の大きな特徴は、「政府が主導(dǎo)し、各方面が協(xié)調(diào)し、民間が呼応する」ことである。

韓國の國家イメージの宣伝は政府が主導(dǎo)し、実施も政府が直接関與している。02年の日韓W杯後は、さらに系統(tǒng)的かつ効果的な宣伝のために「國家イメージ委員會」が設(shè)立され、國家イメージの構(gòu)想や宣伝、追跡調(diào)査を行っている。

日本は、政府が主導(dǎo)的立場にあり、政策の制定や監(jiān)督、指導(dǎo)、資金援助などを擔(dān)當(dāng)する一方、具體的な活動は半官半民の機関や民間機関が擔(dān)當(dāng)し、外務(wù)省が統(tǒng)一的に調(diào)和をはかる。外務(wù)省は基本的な公共外交政策を制定し、政策上の重視や専用資金の提供によって、半官半民組織や企業(yè)、ボランティアが全面的な國家イメージPRを?qū)g施するよう導(dǎo)いている。

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