菅直人首相、不戦の誓いを新たに
日本の敗戦から今年で65周年になる。年に1度の「全國戦沒者追悼式」が15日、東京の武道館で行われた。菅直人首相と衆參両院議長以下約1800人の政府関係者、および戦沒者の遺族5400人が參列した。明仁天皇、美智子皇后も慣例に従い參列した?!妇┤A時報」が伝えた。
菅首相は式辭で「戦爭時、われわれは多くの國々、とりわけアジア諸國の人々に多大の損害と苦痛を與えた。これを深く反省するとともに、犠牲者とその遺族に哀悼の意を表す」「われわれは不戦の誓いを新たにする。世界の恒久平和の確立に努め、決して戦爭の過ちを再び犯さないことを約束する」と述べた。
菅首相の式辭に続き、全參列者が1分間の黙禱を捧げた。
明仁天皇は式辭で「歴史を顧み、戦爭の慘禍が再び繰り返されないことを切に願い、全國民と共に、戦火に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表す」と述べた。
內閣、靖國神社參拝を拒絶
これに先立ち菅首相と閣僚は、A級戦犯の祀られる靖國神社を8月15日に參拝しない方針を表明した。日本メデイアによると、全閣僚が靖國神社を「欠席」するのは1985年以降初めてだ。
日本政治ウォッチャーは、「拝鬼」しないとの菅內閣の決定について、前自民黨政権との違いが鮮明で、民主黨政権発足時に唱えた「歴史和解」の理念に合致すると指摘する。
「人民網日本語版」2010年8月16日