日本財団の笹川陽平會長はこのほど、東京で中國メディアの取材を受け、「中日両國の交流は第2のルート、つまり民間のルートを活かすことが必要だ。政治関係がどうであろうと、民間交流は続けていくべきだ」と述べた。
笹川陽平會長はこれまで30年にわたって中日両國の民間交流に攜わっており、日本財団の出資により、これまでに4000人を超える中國人を日本に迎えている。これについて、笹川會長は「中國と日本は地理的に隣接しあい、密接な関係にある。両國は、口先だけで言うことをせず、小さなことから相互理解を深めていくべきだ。真の中國を知らない日本人に、実際に中國に行ってみてほしい」と話した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年12月3日