政権交代で政局行き詰まる 商?農が対立
日本人は現狀に満足しておらず、政権交代が変化をもたらすことを望んでいる。民主黨は昨年、長年政権を握ってきた自民黨に勝利したが、今年7月の參議院選挙では大敗し、日本の政治は行き詰った。菅直人首相でさえ日本が下り坂を行っていることを認め、貿易規制を緩和し投資家を日本に引き入れる考えを表明している。企業はこれらの案に期待を抱いているが、農業従事者は多くの安い輸入品が入ることで生存が難しくなることを懸念している。
島國心理が海外市場を制限
日本の革新能力は當然まだなくなっていない。日本はハイブリッド車や産業用機械分野に非常に優れ、任天堂のWiiは世界中で売れ、柳井正氏が手がける低価格衣料品ブランド?ユニクロも高い競爭力を持っている。しかしこれら數社だけでは足りず、日本にある獨特の島國心理が企業の発展を妨げている。例えば、攜帯電話産業を見てみると、日本國內でしかほとんど使用できないシステムを採用しており、それが海外市場の発展を難しくしている。
評論家は、「今年は日本にとって重要な年で、この1年で日本は二等國へと転落していった。イギリスやフランスのように、優れた企業があるが、世界的な影響力は限られている」と分析する。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2010年12月29日