左から右に向かって順に、王麗萍さん、徐植さん、許明さん、杜柳霞さん、尤華閩さん、李玲さん、周安群さん
日本人の松浦さん 36年前に西湖で撮影した「七仙女」を探し求める
中日両國で人気のある歌手フェイ?ウォンは楽曲「伝説」の中で、「人群れの中であなたを多く見ただけで、あなたの顔を二度と忘れることができない。いつかまた出會えることを望んでいる」と歌っている。
80歳が近い日本人の松浦さんは一つの期待を抱いていた。36年前の1975年、仕事で上海金山化學基地に派遣された松浦さんは、中國の山水や歴史などに興味を持っていたため、時間を見つけて南方地方を旅行した。松浦さんは1975年10月4日、上海から杭州までの2日間のツアーに參加した。10月5日、松浦さんが西湖のきれいな風景を観賞していると、7人の若くておしゃれな女性が向こうから歩いてきた。中國語ができる松浦さんは素樸で清楚な雰囲気の7人を見て、一緒に寫真を撮って欲しいと頼み、記念寫真を撮影した。帰國後、この寫真をアルバムに入れ、拡大した寫真を寫真立てに入れ、松浦さんは生きている間にこの寫真を「七仙女」にプレゼントしたいという想いを抱いていた。
銭江晩報がこの寫真を掲載後、次々と情報が寄せられ、ネットユーザーたちも熱心に7人を探し始めた。3月1日、この寫真の「主人公」の一人である周安群さんは銭江晩報に電話をかけ、當時の7人について紹介し、ほかの6人にも電話をかけた。
「七仙女」は杭州十二中學校の學生で、きれいな顔つきと豊かな才能で先生から「文蕓グループ」に選ばれ、その日は同窓會に參加するために早めに來て西湖を散歩していた。「七仙女」はこの寫真を通して36年前の様子を見ることができ、懐かしく思い、青春の思い出を保管してくれた松浦さんに感謝の気持ちを伝えた。
この36年前の「七仙女」探しは、ネット上で友人や昔の同級生を探すブームを引き起こした。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月2日