第37回中國ASEAN(東南アジア諸國連合)貿易交渉委員會會議(10+1會議)が、2日と3日の両日、中國の安徽省馬鞍山で開かれた。
會議では、ADB?アジア開発銀行東アジア局のナオミ氏が、東アジア自由貿易區の全般的な推進における障礙とチャレンジについて、「中日自由貿易協定がいつ結ばれるかは、この貿易エリアプロセスを全般的に推進していく上では鍵となる」と述べた。
ナオミ氏は、「東アジアに置いて中日韓自由貿易エリアが主要な地位にあることはすでに共通の認識となった。この3カ國は重要な國であり、中でも中日自由貿易エリアは特に重要だ。今後、東アジア自由貿易エリアでどの國がリーダになるのかを議論するより、まずはいくつかの中日協定をいかに調印するかを討議するべきだ」との見解を示した。
「中國國際放送局 日本語部」より 2011年3月4日