三一重工はこのほど、東京電力が同社に対し、56メートル以上のコンクリートポンプ車30臺の発注意向を表明していることを明らかにした。しかし、三一重工の責任者によると、コンクリートポンプ車の生産には1カ月から2カ月かかり、同社には現在のところ在庫がないため、最終的に取引が完了できるかどうかはまだ未定だという。京華時報が伝えた。
三一重工は中日両國の赤十字を通じ、62メートルの高さから放水できるコンクリートポンプ車を東京電力に寄贈している。三一重工の向文波総裁によると、このポンプ車は昨日、福島原発の冷卻に向けた放水作業ですでに使用されたという。原子爐の今後の処理及び復舊にもポンプ車が必要であるため、日本では現在ポンプ車への需要が高まっている。
「人民網日本語版」2011年4月2日