茨城県で4月11日午後、強い地震が相次いで発生し、日本の地震學者らはこれに高い関心を示している。日本の気象庁のデータを見ると、ここ1カ月でマグニチュード4.0以上の地震は80回以上起き、震源が徐々に南へ移動していることがわかる。「JNN」が伝えた。
茨城県から近い地域で11日午後5時16分、M7.1の地震が発生し、その後の數(shù)十分の間に同地域でM5.0の地震が2回起きた。日本の気象庁は、これらの地震は3月11日に起きたM9.0の地震の余震だと発表した。
ところが、靜岡大學の地震學者は、7日深夜に発生したM7.4の地震は3月11日の地震の余震ではないと見ている。
ここ1カ月間に日本で起きたM4.0以上の地震の震源は、徐々に南に移動している。3月11日のM9.0の地震は巖手県の外海で起き、4月7日夜11時32分に発生したM7.4の地震は巖手県の南にある福島県の近海が震源だった。今回起きた3回の地震は、福島県の南にある茨城県の近くを震源とするものだ。
「震源が南へ移動する傾向が止まらなければ、靜岡県の近海でまたM9.0の大地震が発生する可能性がある」と、靜岡大學の地震研究グループは予測している。この地震が発生すれば、東京及び首都圏に重大な被害をもたらすことになる。
日本の気象庁は11日午後6時、數(shù)日中にM7.0の地震が連続して発生する可能性があると発表した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年4月12日