日本の最大野黨?自民黨は14日、菅直人首相の即時退陣を強く要求した。谷垣禎一総裁は同日午後の記者會見で「福島第1原発の放射能漏れ事故は現(xiàn)在もなおきちんと処理できていない。これは一國の首相の無能を示すものであり、菅直人首相の続投は日本國民にとって不幸だ」と述べた。

支持率が下落し続けていた菅直人內(nèi)閣は地震によって一息つく暇を得た。だが一度は35.6％にまで上昇した支持率も、政府の行動が「常態(tài)化」するに伴い、すでに2割以下に戻った。

民主黨政権のかねてからの問題が再浮上している。政権獲得から1年半、民主黨はずっと官僚との関係を調(diào)整できず、選挙戦時の公約も十分に果たせていない。國民は民主黨に將來を委ねる理由をますます見いだせなくなり、支持率は低迷を続けている。

だが12日の記者會見で菅首相は辭任を拒絶。被災者の要望を尊重し、國民全體の知恵を結(jié)集して、復興に取り組む意向を表明した。

各方面からの質(zhì)疑、批判、そして野黨からの退陣要求という大きな圧力の下で辭任を拒絶した菅首相にとって、最大の困難はいかにして成果を挙げ、約束を果たすかだ。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年4月18日