東日本大震災は、日本史上稀有と言っていいほど痛ましい複合型災害だった。震災後、日本全土に響きわたった「がんばれ!日本!」というスローガンは、多くの中國のネットフォーラムにも登場した。世界中の人々がこぞって、日本を勵まし、応援している。北海道の神社では、中國語で「日本加油(がんばれ!日本!)」と書かれた絵馬が奉納された。日本は、震災からの復興で孤軍奮闘するには及ばない。
現地メディア報道によると、北海道札幌市中央區にある北海神宮には、「がんばれ!東北!」「一日も早い復興再建を」など、震災復興を祈願した絵馬(祈願や報謝のために社寺に奉納する馬の絵を描いた額や板)が奉納されている。
北海道神宮によると、絵馬には元來、家族の健康や安全を祈る內容が書かれることが多いが、震災後は、被災地再興を願う內容のものが急増、そのうち中國語で「がんばれ!日本!」と書かれたものも多いという。參拝者が最も多い時には、一日500人以上の外國人が同神社に訪れたが、震災後は、外國人観光客の姿はめっきり途絶えた。しかし、今月中旬ごろから、中國臺灣を中心に、外國人參拝客の數もだんだん回復しはじめた。
「人民網日本語版」2011年4月29日