「中國で最も人気のある日本人」と言われている加藤嘉一さんが、自身の中國での8年間にわたる生活での経験や感じた事を綴った『中國のロジック』。そこでは、第三者と言う中立的な立場で見た中國の人々が當たり前だと感じている日常や出來事が語られており、このような出來事を解決するための「処方箋」が示している。その「処方箋」が中國にどれだけ役に立つのかはさて置き、加藤嘉一さんの勇気ある指摘に人々は感心した。
以下は著書からの抜粋。
中國の學生のロジック
學生の頃に経験してきたことの積み重ねは大切だ。積極的に自分に問いかけ、考え、答えを出すような習慣を身につけるべきだ。學生は既成概念に囚われずに頭を使うべきだ。専門家や學者の機嫌を取る必要などない。彼らのような人々はもともと特権を持っている人であり、大學生が目標にする価値などないのだ。學術的な観點から言っても、もともと正しいか間違いか、良いか悪いかの區別などなく、我々が追求しているのは「説得力」でしかないのだ。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年5月10日