気仙沼市の港に泊まった漁船
寫真家のジェレミー?サットン?ヒバート氏は日本の東北地方にある小さな漁村、気仙沼市を訪れ、ここで行われる血生臭いサメ取引の様子をカメラに収めた。ここで捕獲されるサメの8割は絶滅の危機に瀕している「青鮫」である。タイやフィリピンが行う、その場で捕獲したサメのヒレだけを切ってそのまま海に捨てるというやり方と比べると、日本のサメの全ての部位を商品にするという方法はまだ「文明的」と言うべきだろう。これに関して、私たちができることは限られているが、まずは自分が行動を起こし、周囲の人たちにもフカヒレを食べないよう呼びかけなければならない。これこそが、生命と自然環(huán)境を大切にする最善の行動だ。