交流會
日本語中國語通訳を目指す學習者向けの公開セミナー、「通訳者への道~日中通訳者が語る通訳事情」が30日、北京で開かれた。「日本語中國語通訳」に特化した公開セミナーの開催は初めてということだ。
「通訳者の役割とキャリア」をテーマに、會議通訳者?蔡院森さん、神戸松陰女子學院大學準教授?古川典代さん、通訳エージント経営者?萬紅さんによる講演の後、會議通訳者?周慧良さん、北京外國語大學準教授の徐滔さんも登壇し、來場者の質(zhì)問を交えたパネルディスカッションが行なわれた。
3時間半に渡って開かれたこのセミナーは、通訳エージントの「北京大來創(chuàng)傑諮詢有限會社」が主催したもので、北京日本文化センターが會場を提供した。北京や上海などから受講者130人が來場した。
講演の部では、ベテラン會議通訳者の蔡院森さんが、數(shù)多くの実例を交えて、現(xiàn)場対応のノウハウや経験を紹介した。蔡さんは、同時通訳、逐次通訳、翻訳をそれぞれインスタントフード、ランチ定食、ディナーにたとえ、三者の違いと相互補完関係を面白く説明した。さらに、「継続は力なり、ツキも実力のうち、日々新たなり」とのメッセージを寄せた。
會議通訳者?蔡院森さん(左)と神戸松陰女子學院大學準教授?古川典代さん(右)