「日本語(yǔ)検定委員會(huì)」は発足して5年になり、日本語(yǔ)検定は6月と11月の年2回、全國(guó)規(guī)模で実施されている。昨年の第2回検定は全國(guó)47都道府県109都市に設(shè)置された試験會(huì)場(chǎng)で実施された。過去の受検者數(shù)は36萬(wàn)人に達(dá)している。同検定は1級(jí)から7級(jí)に分かれており、7級(jí)が一番やさしいレベルとなっている。受検者は自分のレベルに応じて試験級(jí)を選ぶことができる。検定內(nèi)容は漢字、敬語(yǔ)、文法(言葉のきまり)、語(yǔ)彙、言葉の意味、表記、漢字の6つの領(lǐng)域がある。同委員會(huì)は受検者の試験対策のために7級(jí)から1級(jí)までの公式テキストや問題集を出版している。
同検定の受験料は7級(jí)1400円、4級(jí)2000円、3級(jí)、3500円、2級(jí)5000円、1級(jí)6000円。検定時(shí)間は7級(jí)から4級(jí)までが50分、3級(jí)から1級(jí)までが60分。総合得點(diǎn)率70%以上が各級(jí)の合格基準(zhǔn)。
大學(xué)の入試等で同検定の級(jí)認(rèn)定を入試時(shí)の加點(diǎn)や合否判定の優(yōu)遇條件にする學(xué)校も増えている。例えばある大學(xué)では同検定3級(jí)所持者には25點(diǎn)、2級(jí)所持者には35點(diǎn)、1級(jí)所持者には50點(diǎn)それぞれ加算している。しかしほとんどの大學(xué)は、能力を判斷するための參考程度にとどめている。
日本では就職活動(dòng)の際にも、同検定の成績(jī)が重視されている。その理由は敬語(yǔ)を重視する日本の社會(huì)にある。社団法人日本経済団體連合會(huì)が昨年実施した新卒採(cǎi)用に関するアンケートによると、81.6%の企業(yè)が採(cǎi)用選考の際「コミュニケーション能力」を最も重視すると答え、7年連続1位となった。そして「コミュニケーション能力」の中で、敬語(yǔ)を正確かつ上手に使えるかが重要な判斷基準(zhǔn)となっている。
「日本語(yǔ)検定委員會(huì)」は政治的要素の全くない特定非営利活動(dòng)法人(NPO法人)。同委員會(huì)が主催する日本語(yǔ)検定は文部科學(xué)省の後援を受け、多くのメディア、出版社、経済団體からも賛同?協(xié)力を得ている。同委員會(huì)は10人に満たない職員で構(gòu)成されており、毎回資格検定専門企業(yè)と協(xié)力して検定を?qū)g施している。資格検定専門企業(yè)は試験會(huì)場(chǎng)の設(shè)置、試験の監(jiān)督院の選抜、受検者の個(gè)人情報(bào)保護(hù)などを受け持ち、日本語(yǔ)検定事業(yè)が公正なものでありつづけ、著実に成果を上げながら発展していくよう協(xié)力している。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2011年8月10日