資料寫真
中國(guó)では日本についてあまり知らない人でも、靖國(guó)神社は耳にしたことがある。だが我々は本當(dāng)に理解しているだろうか?
「日本人の優(yōu)越感、獨(dú)特な神國(guó)美學(xué)の集大成こそが靖國(guó)神社だ。それは“生と死をつなぐ”空間である。“國(guó)の神々”が呼吸する空間であり、“國(guó)民一人ひとり”と“國(guó)家共同體”が対話する空間でもある」――。映畫監(jiān)督の李纓氏は靖國(guó)神社をこのように解読する。この空間を探索するために、彼は10年かけてドキュメンタリー映畫「靖國(guó) YASUKUNI」を撮影した。
この映畫は日本、韓國(guó)、米國(guó)などで放映され、高い注目を集めた。特に日本では大きな波紋を招いた。
右翼勢(shì)力が爆弾を投げ込むと脅してきたので、映畫館の入り口ですべての観客に対してセキュリティチェックを行った。右翼の國(guó)會(huì)議員が映畫の審査を求め、政治的圧力から放映を中止する映畫館もあった。數(shù)々の妨害があり、「靖國(guó)」騒動(dòng)を起こした。李監(jiān)督は撮影當(dāng)初、こうした映畫がこれほど厄介だとは予想だにしていなかったという。にもかかわらず、この映畫は日本のドキュメンタリー映畫としては過去最高の興行成績(jī)を記録した。
◇南京占領(lǐng)の映像に拍手 直接的な刺激に
この映畫は靖國(guó)神社をテーマにした世界初の映畫だ。監(jiān)督は日本に22年間在住している中國(guó)人。
1989年、中央電視臺(tái)(CCTV)でドキュメンタリー制作の監(jiān)督をしていた李氏は日本への留學(xué)を決意する。その頃の彼にとって日本は詩(shī)的で美しい國(guó)であり、日本を前向きに観察し、理解した。
靖國(guó)神社を撮影しようという考えが浮かんだのは、南京大虐殺60周年を迎えた1997年だ。