僕にとって月餅は好きなお菓子のひとつです。何を隠そう「あんこ」大好きの僕にとっては、伝統(tǒng)的なネットリとしたゴマ油入りの中華風(fēng)あんこや、また歯ごたえの良いクルミなどのナッツ類、そしてさっぱりとした柑橘系のドライフルーツ類がたくさん入った月餅は、非常に美味しいと思います。しかし、あのカロリーの高さ(日本のヘルシー月餅で250キロカロリー~中國の卵黃入り月餅で800キロカロリーなど???、ご飯數(shù)杯分に相當(dāng)です?。─颏撙蓼工取ⅳ浃悉辍干伽筏坤堡摔筏皮长Δ胜???」と食べるのを控えてしまいますね。最近では、メロン味あんこ月餅、カフェオレ味月餅、カレー味月餅なんていうのもあったりとバリエーションも豊かでありますが、月餅をたべて中國式の伝統(tǒng)行事を楽しむのは良いですね~。
日本では、中秋の名月とよばれて、以前は「お団子」をお供えする伝統(tǒng)行事もあったと思いますが、最近では、殆どこの行事はおこなわれていないですよね。一度もこの「お団子」お供え行事を経験したことのない日本人の方も多いのではないでしょうか。この中國と日本のルーツ的には同じ行事に対する現(xiàn)代の社會的意義の高低の原因は、商業(yè)的な観點からとらえれば、中國の行事は、その行事の象徴たる月餅という「モノ」をいわゆる「贈答品」としてのマーケティングに成功したことでありまして、日本の「お団子」は「贈答品」になり得なかったことが主なところであります。(行事の象徴として「モノ」になっているところがキーです。)
ですから、もし僕が日本の和菓子企業(yè)協(xié)會のようなものをコンサルティングするとしたら、または広告代理店として菓子業(yè)界にプレゼンテーションをするとしたら、お団子風(fēng)でありながら、日持ちがする、可愛くて、美味しい「贈答品」に仕立て上げて、まずは首都圏などでキャンペーンをはるところから始めますね?!弗ぅ隶触弗悭啶去戛`ム入り団子風(fēng)の球狀お菓子(もち米は使用して団子の條件は満たす)」などをつくるかもしれません。中身はそうですねぇ、あんこやジャムだけではなく、チョコレート、アイスクリーム(冷凍団子)、などなどたくさん考えられると思います。
いずれにしても、こういったように伝統(tǒng)行事は、確かにその行事自體が重要ということもありますが、情報の流れが早い現(xiàn)代社會では、「邪道」という意味ではなく、社會にその存在意義を訴える新しい手段として「商業(yè)化」が一役買ってくれる、買ってもらわないとならない、とも言えると思います。
中國の商魂たくましい「月餅贈答商売!」をチェックしまして、元気のない日本経済の中の一つの活動として、これに習(xí)い「団子贈答商売?ハッピームーンフェア!」をやってみてほしいなぁ、と思う中川コージでした。
それでは、みなさん、月を眺めながら、お菓子を食べて、新しい年度始まりをロケットスタートで張り切っていきましょう!!
(中川幸司 アジア経営戦略研究所上席コンサルティング研究員)
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2011年9月12日