首相を辭めて半月が経った日本の元首相菅直人氏。17日、菅氏は日本メディアに対し、福島第一原発で放射能漏れ事故が発生した直後、運営會社であった東京電力が福島原発からの全面撤退を打診し、放射能漏れを放置する考えがあったことを明らかにした。
萬一、當時東電をそのまま撤退させたままにしていたら、6基の原子爐と7つの燃料棒プールから更に多くの放射性物質が放出され、汚染範囲は200キロないし300キロまでに拡大し、政府は半徑 500キロ以內の5000萬人を撤退させざるをえないことになっていた。東日本全體が「崩壊するところだった」と菅氏はいう。
時事通信社の取材に応じ、菅氏は福島原発事故は「完全に人災」だと評価する。
「言うまでもない、事前に仮定すべき事項も適切に設定されず、安全、信頼は自然にできるものではなく、人為的な努力によるもの。」原発が安全、信頼を実現できないのだから、これは「人災」だった説明がつくと菅氏はいう。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年9月19日