日本は2012年に2隻のヘリコプター搭載護衛(wèi)艦の建造を開始する予定だ。排水量2萬4000トン、全長248メートル、9機のへコプターを搭載でき、1隻あたりの建造費は約10億4000萬ドルになる見通し。同護衛(wèi)艦の重量と技術はイギリスやスペインなどの現(xiàn)役の空母を上回り、海上自衛(wèi)隊の最大の自衛(wèi)艦となる。これは、日本の軍事力の発展がまた大きな一歩を進めたことを示す。
日本がかつて空母保有大國だったことは有名だ。第二次世界大戦後、日本の平和憲法は自衛(wèi)隊を海外派遣することを禁じ、空母の保有を制限した。ところが、技術を蓄え、更新してきた日本はとどまることを知らない。建造予定の裝備にSeaRAMミサイルを搭載する艦艇が含まれていることがよい例だ。日本の軍事力は近年、急速な発展の道を歩み、特に海上自衛(wèi)隊は勢いよく発展している。巨額を投じて沖ノ鳥島と南鳥島を整備して軍港や航空基地にする動き、與那國島への自衛(wèi)隊駐屯、下地島への自衛(wèi)隊誘致、自衛(wèi)艦を使った米軍への後方支援や燃料の提供、アデン灣の海賊対処任務への対潛哨戒機の派遣など、海上戦略を進める行動から、日本が攻勢をかけていることは明らかだ。海上自衛(wèi)隊は創(chuàng)設當初、沿岸を防御する程度の小さな力しかなかったが、今は米海軍を除いてアジア最大の海上防衛(wèi)力を備えるまでになった。また、作戦力は米海軍の助けを得ていた狀態(tài)から獨自での作戦が可能になり、防衛(wèi)範囲は沿岸?近海から海上?遠洋になり、作戦範囲は1000海里に拡大した。裝備については、遠洋作戦能力を持つ大型の水上艦艇と輸送艦を中心に建造するようになり、総重量、作戦能力ともに世界先進レベルに達し、中でも作戦能力は「専守防衛(wèi)」の範囲をはるかに超えた。