日本は現代化の進んだ先進國であるにもかかわらず、日本の人々はなぜ今もハンカチを使用しているのだろう。それは、日本人は、ティッシュは1度使うと捨てなければいけないのでもったいないだけでなく、ゴミも出てしまい、典型的な資源の無駄遣いになるのに対し、ハンカチなら何度も使うことができ、用途も多いと考えているからだ。またティッシュは安価で慎みに欠ける感じがするのに対し、ハンカチは「文化的な雰囲気」が漂っているということもあるだろう。日本のテレビで以前、ある名高い女性が自分の息子の嫁を探すという番組があり、応募した何百人もの女性のうち、最後の決勝に殘った2人を料理で競わせた。その番組を撮影していた當時、クーラーが壊れていたため、鍋の橫で料理をしていた2人は汗だくになり、うち一人はティッシュで汗を拭き、もう一人はハンカチで拭いた。その姿を見逃さなかったその女性はハンカチを使ったほうの女性を息子の嫁として選び、その理由として「ハンカチで汗をぬぐう姿がとても落ち著いた感じに見えた」と述べた。

「人民網日本語版」2011年10月26日