會社経営者の在日華人?池田さんの夫人は、「私は中國人と結婚できてとても幸せだと思っています。中國と日本は文化的にとても似通っています。中國には私もよく行くのですが、中國人の家族の結びつきはとても強く、行く度にいつもとても溫かいもてなしを受けます。夫と結婚して、私の世界が広がったと感じています」 と語っている。
また、「私は昔、アモイ大學中國語言文學學科に留學生として4年在籍していました。中國語ができること、中國を知っているという前提で中國人の夫と結婚したので、文化的な違いで2人がぶつかることは特にありません」 と述べている。
「子どもの教育面においては、私の方が厳しいと思います。日本に舅姑が來れば嫁として上手く接しています。食事も舅姑に合わせるようにします。彼らが朝ご飯はお粥がいいと言えば、私もお粥を食べます。私が仕事から帰ると、舅姑が食事を用意してくれてあります。買い物に行くにも一緒に行きます。舅姑とはとてもいい仲を保っていると思います」と語っている。
一連の取材を通して、日中間の國際結婚に対する新たな見解が得られた。全體的に見れば、日本人と中國人の夫婦は離婚率が高いとされている。だが、日中カップルの多くがお互いにたゆまぬ努力をし、言葉や文化の壁を越え、それにより夫婦間の感情をさらに深めている。何よりも、夫婦が忍耐強くお互いの言い分に耳を傾け、認め合い、理解し合おうとする心構えを培っていったことが大事だと言えよう。言葉の壁や文化の違いが大きければ大きいほど夫婦が離れていくのではなく、そうした障害を克服することで、相手を通して新たな世界を切り開いているのである。
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「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月13日