7日間の日本観光を終えて、上海に戻り、西安の大きく壯大な建築や豪華な裝飾を見てから、日本を思い出すと、その低くて小さく、重々しく、きちんとしている事に気づき、その違いに驚く。日本は國土が小さく、人口密度は中國東部に匹敵するが、日本では補(bǔ)修が必要な道路やひどい渋滯、人であふれる駅はあまり見かけない。
それは、日本の発展がうまく配置されており、中小の都市が臺(tái)頭して、サービスが行き屆いているので、都市間の差があまりないからだ。農(nóng)村住民が先を爭って都市に流入し仕事を探すことはなく、反対に都市生活者はいつか田舎で生活して、美しい田園と大自然の中で生活したいと思っている。
日本に行って見て、一つわかったことがある。いままで、私たち中國人は現(xiàn)代化、都市化、金持ちになること、高層ビルに広い道路、高級(jí)車ばかりを追いかけ、常により現(xiàn)代的に、よりかっこよくと思ってきたことは実は間違いだったかもしれないということだ。現(xiàn)代は確かに豊富で裕福で享楽になったが、それは內(nèi)面の充実やつくろわない人格の調(diào)和や自然さ、成熟とは同義ではないということだ。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2012年1月9日