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中國人留學(xué)生の見た日本①:アンケート調(diào)査から考える

中國人留學(xué)生の見た日本①:アンケート調(diào)査から考える。

タグ: 日本料理,留學(xué)生,交流不足

発信時間: 2012-02-06 10:47:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

私が感じる日本人と中國人の最大の違いは、「自己」と「他者」の重視の仕方の差である。アンケートで中國人のことを「自分のやりたい放題。遠(yuǎn)慮がない」とする原因もそこにある。周囲の反応や場の空気、他人がどう思うか、他人の目から見た自分などに対して、日本人は非常に気を遣う。このような習(xí)慣においては、自分のやりたい放題は許されない。目に見えない社會規(guī)範(fàn)により、出る杭は打たれるのだ。

これを良く考えれば、いつでも他人の目を気にすることで、相手の立場で行動し、考えることができる。思いやりと優(yōu)しさで正面衝突は避けられる。とても行き屆いた文化だと言える。日本人が誇ってよい日本文化のひとつと言えるだろう。一方、悪く考えれば、沒個性的な習(xí)慣ともいえる。自分の意見を押し殺し、あいまいな表現(xiàn)が誤解を引き起こす。コミュニケーション効率の低い文化だと言える。

中國では総じて、日本と反対の方向に向かっている。誰もがはっきりと個性を主張することを「良し」と考えるようになっている。言うことにもやることにも、明快さが求められるのだ。特に一人っ子世代である「80後」世代は、人口が多く、教育資源が不均衡だった環(huán)境で育っており、子供のころから試験や就職などで殘酷な競爭にさらされてきた。集団の中から頭角を現(xiàn)さなければならない。そのためには突出した人間になるしかない。さもなければ淘汰されるのだ。自己主張をし、自分を目立たせることは、生活上やむを得ないことなのだ。中國と日本の國情の違いが、異なる性格を作り出したのかもしれない。

次に、「追及」について話をすることにした。私が日本に來て強く感じたことに、日本の同世代に上昇志向がないということがある。「家に籠る」ことに満足しているのだ。留學(xué)生として、私は他の大學(xué)生と同様に毎日多くの日本人と接觸している。中國人の感覚からみれば、「大學(xué)時代は人生で最も美しい時代であり、雄大な理想を掲げ、高い目標(biāo)を持ち、視野を大きく広げ、知識を吸収し、努力、奮闘しなければならない」と考えるのが普通だ。

しかし、私の周りにいる日本人クラスメートでそう考える人は少ない。彼らは親の世代が作った生活に満足し、現(xiàn)狀に安住している。お宅っぽく內(nèi)に閉じこもるばかりで、將來に向かって努力しようとは考えない。以前、日本人の英語レベルが高くないと聞いた。日本に來て、確かにお世辭にもレベルが高いとは言えないことが分かった。不思議に思った。彼らはどうして「英語下手」の汚名を晴らそうとしないのか。親しい日本人のクラスメートとこの問題について議論したとき、彼らの答えに私はびっくりした。「いずれにせよ、私たちは海外で働きたくないし、日本にいれば英語で仕事する必要はないだろう。英語ができなくたって、映畫には字幕やアフレコがあるから大丈夫」と言うのだ。確かに、日本の學(xué)生で英語の試験の成績が良い人も少なくない。しかし、それは「優(yōu)」を取るためだけの役立たず英語でしかない。日本の若者は、安定した穏やかな生活を望んでいる。目立ちたくないし、雄大な目標(biāo)も抱負(fù)もないのだ。

そこには、民族的性格という要因以外にも大きな原因があると考える。日本はすでに多くの面で発展した、相対的に完璧な先進(jìn)國である。社會保障體系も健全で、貧富の差も少ない。若者は大志を抱かなくとも、普通の庶民になるだけで生活レベルが保証されるのだ。確かに大富豪にはなりたい。しかしそのための努力やリスクは非常に大きなものであり、多くの人はそこまでしたいとは思わない。安定した靜かな日々を送ったほうが良いと考えているのだ。しかし中國では違う。確かに最近の経済成長には目を見張るものがある。しかし所詮発展途上國であり、若者が社會で成功するか失敗するかで、雲(yún)泥の差がある。努力する?しないの問題でなく、努力しないと蹴落とされるのだ。

「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2012年2月6日

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