資料寫真:東京
最近、頻発する地震をうけ、日本の研究機(jī)関は地震予測に余念がない。予測內(nèi)容はまちまちではあるが、専門家に一致しているのは、東京とその周辺地域で大きな地震が発生する可能性が増している點だ。これが在日中國人にも緊張感を與えている。日本に留まるべきか、中國に帰る準(zhǔn)備を進(jìn)めるべきか。いずれにしても、多くの中國人にとって大きな悩みになっている。日本華字紙《中文導(dǎo)報》が伝えた。
◆IT業(yè)界の中國人がうわさで動く理由は?
昨年の3.11東日本大震災(zāi)、そして津波と原発事故の後、うわさで動揺する人が後を絶たない。
千代田區(qū)に住む李暁陽さんは、舊正月の正月初七(1月29日、日曜)、彼の會社につとめる3人の社員が家族と共に北京に戻ったという。東京で4年以內(nèi)にマグニチュード7の直下型地震が発生すると聞いて、中國國內(nèi)の両親が東京から離れるように要望したのだ。
李暁陽さんは泣くに泣けない気持ちでいる。去年の3.11東日本大震災(zāi)以降、中國から來ていたIT関係のスタッフがあっという間にみな帰ってしまった。今回はひどいことに、東大の學(xué)者が予測したあるうわさでスタッフは帰ることになった。李さんは致し方ないという。思えば、周辺で起こっている地震は、東大の學(xué)者の予想を裏付けているようでもある。確かに注目せずにも慎重にならざるにもいられない。
大手町のIT業(yè)界で働く姜大力さんは、大震災(zāi)があって、すぐに高い航空運(yùn)賃を払って上海に帰ったが、3カ月後また東京に戻ってきた。今回は、妻と子どもを上海の実家において1人でやってきた。1人なら行き來が楽だからだという。
日本のIT業(yè)界の仕事は一言でいって、殘業(yè)に次ぐ殘業(yè)だ。しかも殘業(yè)しても給料は増えない。若い內(nèi)は仕事の犠牲になるのは、日本ではよくあることだが、これでは自分だけでなく、家族も不満がたまる。その上、毎日地震を気にしなければいけない。やはり、彼自身も中國へ帰國したほうがいいと思い始めているという。
◆定住型の中國人は「自然にまかせる」