寫真は1日、ソウルの世宗文化館で行われた「3?1獨(dú)立運(yùn)動(dòng)」93周年記念式典で、一部の人々は小型スクリーンを通じて李大統(tǒng)領(lǐng)の演説を聞いた。 |
韓國の李明博大統(tǒng)領(lǐng)は現(xiàn)地時(shí)間の1日、ソウルの世宗文化館で行われた「3?1獨(dú)立運(yùn)動(dòng)」93周年記念式典での演説で舊日本軍慰安婦問題を取り上げ、「心に深い傷を負(fù)って生きながらえた被害者たちは今や80歳を超えている。この方たちが世を去ったなら、洗い流せない屈辱が殘り、日本は問題解決のチャンスを永遠(yuǎn)に失うことになる」と述べた。「新京報(bào)」が伝えた。
▽「真の勇気が必要」
3?1獨(dú)立運(yùn)動(dòng)は1919年3月1日に勃発し、日本の植民地支配に抵抗し、國の獨(dú)立を求めた運(yùn)動(dòng)だ。運(yùn)動(dòng)は當(dāng)時(shí)、日本の植民地統(tǒng)治者によって徹底的に弾圧された。韓國では毎年この日に記念活動(dòng)が行われている。
李大統(tǒng)領(lǐng)は今年の演説の中で、日本が長期にわたり慰安婦を苦しめ屈辱を味わわせてきた問題を解決するよう促すとともに、問題解決に殘された時(shí)間はそれほどないとの見方を示した。
李大統(tǒng)領(lǐng)の演説によると、韓日両國がパートナーのように緊密に協(xié)力するには、真相に直面する真の勇気と賢明な態(tài)度が必要だという。またさまざまな未解決の問題の中で、日本軍に奉仕させられた慰安婦の問題は人道主義に関わる事柄といえ、極めて早急に解決する必要があるという。
李大統(tǒng)領(lǐng)は昨年12月に日本?京都で日本の野田佳彥首相と首脳會(huì)談を行った際、慰安婦問題について強(qiáng)い態(tài)度で臨んだ。今回の演説では、當(dāng)時(shí)の野田首相との會(huì)談の様子を取り上げ、會(huì)談の時(shí)間の多くを費(fèi)やして、日本側(cè)に慰安婦問題を避けることのないよう促したことを明らかにした。
李大統(tǒng)領(lǐng)は日本側(cè)が慰安婦問題について具體的に何をすべきかは述べていない。だがこれまでずっと韓國側(cè)は日本側(cè)に慰安婦に賠償を行うとともに、慰安婦全體に対して正式に謝罪することを求めてきた。
▽日本側(cè)は協(xié)議を拒否
あるメディアによると、日本側(cè)は朝鮮半島を占領(lǐng)した期間に起きた犯罪行為について謝罪を繰り返しているが、慰安婦問題をめぐって韓國側(cè)と具體的な協(xié)議を行うことは一貫して拒否している。日本側(cè)は、あらゆる問題は1965年の日韓國交正常化の協(xié)議の中で解決済みであるとの見方を堅(jiān)持し、その中には金融面での支援も含まれるとの見方を示す。また當(dāng)時(shí)の韓國軍事政権は日本からの賠償金を合理的に利用したと強(qiáng)調(diào)する。
慰安婦は戦爭に伴う性的奴隷のえん曲な表現(xiàn)だ。第二次世界大戦の前から終戦までの間に、日本軍に徴用され、軍人に性的奉仕をする役目を負(fù)わされた女性たちのことだ。1990年代に高齢化する慰安婦が人々の視野に入り、慰安婦問題が注目を集めるようになった。一部の韓國人慰安婦は日本に損害賠償と政府による謝罪を要求している。この女性たちがこのような要求を打ち出すのは、日本軍が朝鮮半島に対して殘酷な支配を行った1910年から45年にかけて、性的虐待を受けたからだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2012年3月2日