中國人観光客の李さんは2011年3月11日、観光で日本に到著した後、史上最大の東日本大地震に遭遇した。人々はこの災害により、さまざまな體験をしていた。李さんは災害を前にして、冷靜的、抑制的そして貢獻的精神を発揮する日本人に胸を打たれ、感動した。そして、帰國後、「東日本大地震自らの體験」をユーザー名としたツイッターを設け、自ら體験した大地震のことを語る。
今年は東日本大震災1周年となる。李さんのツイッターには、「現在、災害の傷があちこちに殘され、昔の溫泉ホテルが廃墟となり、避難所にいる避難者のうち50%は仕事がなく、いつ家に戻れるか分からない。しかし、春がまた來て、萬物が蘇り、桜も咲き始める。そして、あらゆるところに新しい命が生まれてくる。中國の観光客も絶えることなく、次々と日本に渡っている」と書かれている。
「中國國際放送局 日本語部」より 2012年3月11日