10日、東日本大震災から1年、日本を訪れた中國人が震災前より増えているのに対し、韓國人は現(xiàn)在も前年比マイナス30%と低迷を続けている。寫真は巖手県の農(nóng)場で行われた冬祭り。
2012年3月10日、韓國紙?中央日報(電子版)によると、昨年の東日本大震災から1年間で日本を訪れた中國人の數(shù)は激増。しかし韓國人観光客の數(shù)はいまだに回復していないという。
今月1月に日本を訪れた中國人は13萬8400人。震災前の昨年1月に比べ、40%近くも増加。震災直後に激減した中國人の訪問客數(shù)は昨年10月にプラスに転じた。しかし、10年以上も日本の最大顧客だった韓國人観光客の數(shù)は回復していない。震災直後の昨年4月、前年比で60%以上も減った韓國人訪問客數(shù)は、現(xiàn)在も前年比マイナス30%臺。11年も最多だったが、2位の中國観光客との差は大きく縮小した。
日本政府は観光客の誘致に必死だが、韓國人の反応はいまひとつ。「日本は放射能で危険な國」という認識を韓國人が変えないかぎり、訪問客數(shù)の回復は望めない。最近ソウルで行われた調査では「日本を観光しても問題はないと思うか」という質問に対し、「問題ない」と答えた回答者はわずか26%で、在日韓國人の59%に比べて不安感が強いことが分かる。また83%が「日本を観光したいが、食品や空気中に含まれているかもしれない放射性物質のためにためらっている」と回答。このため日本の観光庁は「放射能の危険性は福島原発周辺などの一部に限られ、食品などに問題はないということを積極的に広報していく」と話している。