「なぜわざわざ日本人に嫁ぐのか?」や「日本人に嫁ぐと見下される」などという聲を聞いた時(shí)、私は少し頭にくることがある。しかし、日本で女性として生きるのは確かに難しいことでるのは認(rèn)めなければいけない。特に外國(guó)人女性が日本で生きていくことは更に困難を極める。それでも、「日本人に嫁ぐと見下される」という言い方には、反論しないわけにはいかない。人は法に觸れない範(fàn)囲で自由に結(jié)婚相手を選ぶ事ができる。人は愛のために結(jié)婚するものなのだから。
中國(guó)と日本の嫁姑間には確かに心穏やかではいられないようなことも起きる。文化の違い、育ってきた環(huán)境の違いが根本的な原因となっている。いくつか典型的な例を紹介しながら、日本人の姑と中國(guó)人の嫁の間にはどのような矛盾が生じているのか考えてみたい。
中國(guó)人嫁「里帰り」數(shù)ヶ月、長(zhǎng)い時(shí)には半年
友人Sは結(jié)婚して1年も絶たないうちに、故郷に2カ月ばかり帰國(guó)した。中國(guó)では、このような事は大した事件ではないかもしれないが、日本では許されない過(guò)ちである。日本の女性は、結(jié)婚後は夫の家族を一番重視しなければいけない。自分の実家は近いなら、朝は実家に行き、夜は夫の家に戻ってくる。少し遠(yuǎn)ければ、3,4日ほど帰るのが精精である。では、日本人女性はいつ実家に長(zhǎng)く居られるかと聞かれると、子どもを産む時(shí)くらいだろう。実家に帰ることを日本では「里帰り」という。里帰りして出産し、數(shù)ヶ月住み、子どもが生後1ヶ月を迎えた頃には自分の家に戻り、夫と子どもの世話をする。もちろん今では、舅姑と一緒に住まない若者も多く、このような問(wèn)題も起きないわけである。しかし、一生懸命働いている旦那さんをほうっておいて、実家で何ヶ月も暮らす事は、日本ではあまりないことであり、離婚や別居といった問(wèn)題が巻き起こしかねない。
日本人姑は子どもの面倒を見ない
日本人の姑は孫の面倒を見る義務(wù)はなく、彼女たち自身の役割がある。つまりは、自分の夫の世話をする事と、自分の趣味を楽しむことだ。中國(guó)では、姑が自分の夫をほったらかしにして、孫に會(huì)いに行くことも多いが、日本ではほとんどこのような事はない。そのため、舅姑と同居していない嫁は里帰りして出産するのだ。日本人の姑も毎日スケジュールがぎっしり詰まっている。庭の手入れ、旅行、趣味のサークルなどなどやることは多い。中國(guó)で育った女性が、日本人の姑と中國(guó)の姑や母親たちを比べたときに、子どもの面倒を見ないで、嫁が疲れ果てていても手伝わない姑が人情味に掛けると感じるのは當(dāng)然である。
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「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」 2012年5月19日