資料寫真:田中真紀子委員長
40年前、當時日本で首相を務めていた田中角栄が訪中し、中日國交正常化が実現した。それから40年間、両國の関係と協力體制は大きく進んだ。しかし、事件や事故の多い時期に陥ることも度々だ。最近、田中角栄氏の娘で衆議院外務委員會の田中真紀子委員長に中國紙?環球時報がインタビューを行った。田中氏は、現在の日本の與黨である民主黨トップは中國側と「深い信頼関係を結んでいる人」が少なく、両國は政治の相互不信に陥っている狀態を改善する必要がある。そして「日中経済関係全體から見て、両國に共に有益なことを発言すべき」であると語った。
環球時報:民主黨の対中政策についてどう思うか?
田中氏:現在の民主黨體制は非常に不安定です。対中関係についてだけでなく、対米関係においてもそうです。中國、米國共に現在は日本を信頼していません。民主黨は外交面でとても弱腰です。わたしは、これは民主黨のトップに國家全體を考える人が集っておらず、外交面で哲學がないためだと思っています。
日中両國のトップレベルの交流では、本音で話し合い、誠実な真心の交流ができなければなりません。しかし、このような関係を作り上げるには長年の努力が必要です。殘念なことに、民主黨のトップにはこのような人が不足しています。
環球時報:中日間の摩擦現象についてどう思うか?
田中氏:政治というものは、経営學における貸借関係に似ていて、バランスがとても大切です。収入があれば支出がある。多くの利益を得ようと思えば、支出も増えます。しかも、
外交は雙方で自國の利益を追求する行為といえます。もし、自國の利益だけを得ようと思えば、その関係は上手くいかないでしょう。2カ國でより多くの利益を追求しようと思えば、お互いに努力し、譲歩することができます。これは、相互扶助の関係といえます。つまり、日中両國が政治不信を改善したいと思うならば、お互いにより理解しあい、両國の実情をしっかりと把握する必要があります。そしてより深い交流を行うことで、互いに最大に國家の利益を追求するために譲歩することができるでしょう。