2011年、日本の自衛(wèi)隊(duì)の裝備品調(diào)達(dá)額は1兆4716億円に上る。その裝備調(diào)達(dá)リストを見た人は皆、日本の軍備品の高さに驚く。
例えば、陸上自衛(wèi)隊(duì)は新型の「10式主力戦車」を13臺(tái)購(gòu)入しているが、132億円もの費(fèi)用がかかっており、1臺(tái)あたり10億円の計(jì)算で、実に1250萬米ドルに相當(dāng)する。今、國(guó)際市場(chǎng)では、「レオパルト2A6」のようなトップレベルの主力戦車でも高くて800萬米ドルで、日本の戦車の高さが常軌を逸していることがわかる。
しかし、我々が注目したいのは、日本の自衛(wèi)隊(duì)が政治的に特別な地位にあることと、自衛(wèi)隊(duì)を取り囲む環(huán)境がこのような狀況をもたらしているということである。第二次世界大戦後、日本が憲法第9條で規(guī)定した三大原則のひとつである「平和主義」は、日本國(guó)憲法第2章(章名「戦爭(zhēng)の放棄」)を構(gòu)成する主な內(nèi)容になっており、「戦爭(zhēng)の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認(rèn)」という3つの規(guī)範(fàn)的要素が含まれている。所謂この「平和憲法」が、日本の自衛(wèi)隊(duì)の規(guī)模?職務(wù)?機(jī)能を決定付けているのである。日本では軍事力を拡大することはできず、自衛(wèi)隊(duì)の裝備品の調(diào)達(dá)も制限されている。限られた調(diào)達(dá)範(fàn)囲の中で、高額な軍備品を購(gòu)入するのは必然的なことである。
調(diào)達(dá)額は割高であるものの、日本の自衛(wèi)隊(duì)の裝備は確かに非常に優(yōu)れている。1960、70年代から、軍備品の技術(shù)発展と新たに調(diào)達(dá)する頻度は常に安定した一定の水準(zhǔn)を保ってきた。つまり、日本は第2次世界大戦の敗戦國(guó)であるにもかかわらず、その軍事工業(yè)の復(fù)興は迅速で、國(guó)の強(qiáng)力なサポート體制も確立されていると言うことがわかる。
「中國(guó)網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2012年7月17日