今年の9月18日で「九一八事変」（柳條湖事件）発生から81周年となったが、中日関係は釣魚島（日本名：尖閣諸島）問題を巡り、新たな緊張狀態(tài)に入った。終戦から半世紀(jì)以上が経過する中、両國が再び戦爭する可能性について、活発な議論がなされている。

中日両國の実力差は81年前とまったく異なっており、甲午戦爭（日本名：日清戦爭）の時(shí)と異なっている。日本に対する戦爭と平和の選択について、中國は主導(dǎo)権を取り戻している。

1970?80年代の短い友好の後、両國は再び終わりなき様々な問題に巻き込まれ、両國の歴史認(rèn)識の差および領(lǐng)土を巡る爭いが激化した。真の意味で中日関係に変化を與えたのは中國の臺(tái)頭、両國のパワーバランスの急変だ。中國は歴史の「一瞬の時(shí)間」を利用し、GDPで日本を追い抜き、軍事費(fèi)も日本を大きく上回った。中國の核兵器、宇宙事業(yè)等による支援は、中國の戦略的空間を絶えず拡張した。中國は理論的に、日本を「滅ぼす」ことのできる國家となった。

中日両國のライバル意識は実力の変化と共に変化し、日本側(cè)の態(tài)度の変化も特に速かった。日本は中國の脅威を恐れ、強(qiáng)くなった中國がいつの日か報(bào)復(fù)に出るのではと、不安に陥っている。言い換えるならば、日本は中國を恐れ出したことになる。日本は靖國神社、教科書、南京大虐殺について中國を挑発しているが、これは國家が自信を失った時(shí)のごまかしに過ぎない。日本の右翼勢力は強(qiáng)硬な対中政策を主張しているが、これは中國の臺(tái)頭に対する不安の現(xiàn)れである。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」 2012年9月19日