2つ目は「傲慢」。石原氏の傲慢さは有名だ。このような自分勝手で狂亂な政治的野心を持つ政治家は現在の日本では珍しい。
3つ目は「混亂」。石原氏の感性は非常に強く、理性は弱く、常に矛盾がある。彼は米國が日本を占領したことを恨みながらも、米國からの支持を求めている。また中國の高成長に腹を立てているが、北京オリンピックの開會式に出席し、絶賛した。このような矛盾?混亂した政治の特徴は、現在の日本の政治家の常態となっている。
石原氏のこのような矛盾は、対米関係において更に深刻、複雑に現れている。石原氏は戦後の米國による日本改造をひどく恨み、「憲法廃止」で米國の政治に対抗したい考えだ。ところが、これは石原派を最も悩ませる難題でもあり、日本の米國からの獨立、政治?軍事大國化を目指しながらも、米國の権力をかさに著て威張ろうとしている。これは米國も悩ませる基にもなっている。
石原派が第三極を形成し國政に參入すれば、日本に戦後最大の危機をもたらす恐れがある。これは経済や金融の危機でも、震災などの生存の危機でもなく、日本立國の根本に関わる憲政の危機である。近く実施される総選挙は平和憲法(憲法第9條)改正と大國化を決める國民投票となる可能性があり、戦後60年以上にわたって日本を平和的に変えてきた成果を試すことになる。(日本JCC新日本研究所 庚欣副所長)
第二是“狂妄”,石原之“狂”,世人皆知。個人性格之張狂,政治野心之瘋狂,是今天日本政壇少有的。
第三是“混亂”。石原感性極強,理性極低,常處于自我矛盾之中。他痛恨美國占領日本,但又要求美國支持;他惱怒中國高速成長,但又要參加并夸獎北京奧運。這種矛盾、混亂的政治性格就是當下日本政客的常態。
石原在對美關系上,這種矛盾表現得更深刻、更復雜。一方面他對美國戰后改造日本恨之入骨,要將“廢憲”作為對美國的政治回答。但這又是石原等最頭痛的難題,他們又想使日本獨立轉型為政治軍事大國,又想“搭美國車”狐假虎威,這也是美國現在煩惱的根源。
石原等如果形成政壇第三極介入“國政”,可能會給日本帶來一場二戰后的最大危機。這不同于經濟或金融危機,也不同于地震等生存危機,而是一場事關日本立國之本的憲政危機。即將到來的選舉可能會成為日本和平憲法及大國化方向的“公民投票”,這是對戰后60多年和平改造日本的成果檢驗。▲(作者是日本JCC新日本研究所副所長)
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年11月20日