釣魚(yú)島(日本名?尖閣諸島)の領(lǐng)有権をめぐる中日の対立は激化の一途をたどり、中日関係も冷え切ったままだ。日本の政治家の軽はずみな言動(dòng)により、この問(wèn)題はまったくクールダウンの兆しを見(jiàn)せない。だが、そのヒートアップを助長(zhǎng)しているのは、米國(guó)政府が中立姿勢(shì)を強(qiáng)調(diào)しながらも、その実、日本に肩入れしていることが直接の原因のようだ。米國(guó)はアジア太平洋地域の覇者として返り咲くために、単に日本を利用しているに過(guò)ぎない。日本も軍軍國(guó)主義へと変貌できるチャンスとばかりに、この情勢(shì)を利用する。抜け目のない日本だが、その実、米國(guó)に首根っこを押さえられたままの現(xiàn)実にもがいている。
日本は米國(guó)の使い捨ての駒
米國(guó)は日本國(guó)內(nèi)の軍事基地を通して、アジア太平洋地域に睨みを利かせるために、日米同盟を結(jié)んだに過(guò)ぎない。日本は地理的に都合がよかったのだ。長(zhǎng)い歳月を経て、米國(guó)は東北アジア基地群、東南アジア基地群、グアム基地群、駐豪米軍基地群の4大基地群を要とするアジア太平洋地域の軍事基地體系を築き上げた。うち最も重要な基地群は東北アジア基地群で、そしてその主體は日本國(guó)內(nèi)にある。
Joint Air-Sea Battle Concept(海と空の統(tǒng)合的な作戦構(gòu)想)において、日本は2つの重要な任務(wù)を擔(dān)う立場(chǎng)にある。1つ目は中國(guó)の軍備増強(qiáng)への対抗手段である。今後、可能な限り多くの兵士が配備されるだろう。2つ目は、反撃戦の際、米國(guó)海軍?空軍の前線基地となることである。ここ數(shù)年における日本國(guó)內(nèi)の日米軍事施設(shè)の建設(shè)を見(jiàn)ると、日米両國(guó)がこれに乗じて、海、空、宇宙空間における戦闘力を強(qiáng)化しようとしているのが明らかである。つまり、米國(guó)のアジア太平洋地域における前衛(wèi)部隊(duì)として日本が配置されたに過(guò)ぎない。必要ならば、米國(guó)は日本を使い捨てにすることもできるのだ。
在日米軍兵士の悪行
日本は米國(guó)本土から1萬(wàn)キロメートル以上離れているにもかかわらず、在日米軍兵士の數(shù)は數(shù)萬(wàn)人におよんでいる。日本政府にとって米軍は目障りな存在であるが、また頭の上がらない相手でもある。在日米軍を利用して、大日本帝國(guó)時(shí)代の軍事力を再び実現(xiàn)させることは多くの日本人の夢(mèng)でもある。だが、沖縄県民にとって、県內(nèi)に駐留する2萬(wàn)もの米軍兵士は憎しみの対象でしかない。もともと軍紀(jì)はゆるい上に、「敗戦國(guó)」で駐留する兵士達(dá)のやりたい放題の犯罪が続出している。